xerxes

今期の大小個体、しっかりと乾燥したので控え箱にて観察する。
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xerxesは鞘羽が縦長で艶が無くマット、かつ前胸背板の後ろ角が鋭くえぐれるため、ハイウエストな印象を受ける。大型個体になると、頭部が前胸と同等の幅を備えるようになり、貫禄は十分。

顎の造形も、結構複雑。
中央の内歯のすぐあとに小さな歯が出て、顎先に向かってヘラ状に湾曲し、先端は上方を向く。

40mm後半のサイズでは、頭部の耳状突起も側面へ張り出し、ミヤマであることを主張しているかのよう。ibericusやらtetraodonを含まない、これらのPuseudolucanusの系統を予想することはなかなかに愉しい。バルバロッサ、ブシグニー、マクロフィルス、シリアクス、レバノンのシリアクス、イランのシリアクス、そして、このクセルクセス。

触覚の幅の広さがトレードマークな彼ら、まだ見ぬ仲間がいるかもしれない。
by Ginettino | 2013-09-14 04:06 | 日々戯言 | Comments(0)

れんの博物学ライフの覚書スペース“オペルカ”. 主としてミヤマクワガタ Lucanus [Coleoptera, Lucanidae]に関することをあれこれつづってゆきます。「ミヤマは数見なきゃ語れない」


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