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今期はいい時期にフィールドへ足を伸ばすことができず(気力がなく)、ほんの数個体、しかもいいなと思った型のミヤマのみをキープした。
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これは宮城県南、フジ型が多いポイントでの、基本-蝦夷のフォルム個体。大きくは無いけれど、鞘羽の先が丸く小尻で、コンパクトにまとまった感があるバランスの良い個体。手に取った瞬間、おお美形くん!って呼びかけてしまった。
by Ginettino | 2013-08-30 05:43 | 日々戯言 | Comments(0)

from France

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フランスから面白い標本が届いた。L. cervusの標本だが、古い!60年代から70年代のアンティーク。ボール紙の薄箱で、こうやって売ってたのかな~興味深い。貴重な歴史的サンプルなので、状態標本?ていうのでしょうか。このまま、ばらさなくていいかな~と思ってます(笑
しかし、上のほうには例のフランスの顎細個体も。贅沢に一匹は裏返しなのでした!
by Ginettino | 2013-08-29 03:21 | 日々戯言 | Comments(0)

EPSON Scan

「飛ぶ鹿」つながりではないけれど、先日の「オオシカ」カズミンをスキャンしてみた。

以前書いたように、エプソンを使うのだが、なかなか虫の質感を出す設定が難しい。
アンシャープマスク、モアレ除去、退色復元、逆光補正・・・
全部チェックすればいいというものでもない。

そんな試行錯誤の末、まあまあ色合い・質感ともに表現できた。
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写真よりも歪みなく、等距離平面的に捉えられていて、非常に巧く表現できていると思う。

しかしながら、肉眼で見るのと明白に差がつく点は、残念ながら見逃せないのである。
何が表現しきれてないかって、やはり、大あごの湾曲、その深度、それに尽きますね。。。
オオシカ最大の魅力の大あご
その先端に、もはやピントがあっておらず、
霞んでいる・・・霞んでいるんです・・・。


せっかくなので「飛ぶ鹿」が亜種、我らがアクベスに登場願いました。

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わかっていたさ、うん。

きみたちは、シカなんだよね。
その鹿の角のごとき造形の大あご
それが最大の魅力であり、アイデンティティなんだよね。

カッコよく斜め下方へ伸長する大あご、、、
ああ、、、
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霞んでゆく・・・


スキャナは、この点においてのみ・・・至らないんですな。
ああ、大あごの描写
わかっちゃいるんだけど、残念。
ま、それだけ再現し難い、自然の神秘、
かたちの妙なのだろう。
by Ginettino | 2013-08-27 23:31 | 日々戯言 | Comments(0)

Grausius, 1660

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西洋のクワガタイメージを見ていて思うのは、羽を広げた描写が、異常に多いということ。17世紀の挿絵の多くに、羽広げイメージを見出すことが可能だ。

やはり、cervo volante 「飛ぶ鹿」という名はダテじゃない。
by Ginettino | 2013-08-26 23:02 | Refarence | Comments(0)

L. elaphus

ワイドオープニング-湾曲太顎タイプ。
こうしたものは、まあ、物事の真理なのでしょうけれど、狙って採れるものではないですよね。運やタイミング、ともかくツキが必要。事実、これは数年やりとりしていてようやく1頭キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!!!という。普通種の山の中に、雌雄同体や異常形・美形を探し求め、サイズよりもフォルムを追求する、ミヤマの愉しみ。
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by Ginettino | 2013-08-22 14:59 | 日々戯言 | Comments(0)

R. w. ssp. kazumiae

やっぱ原名亜種とともに、この種の魅力って・・・ヤバいんだな、と。

これまで中くらいのを数個体入手しては、ビッダーズで売ってということを経て現在に至っていますが、やはりずっとお気に入りのを手元に置いておきたい、好きな種だったんです。
で先日、ようやく打ち止め個体を入手。(もちろん野外品)

「ずっと探してた 君を探してた・・・」 ・・・福山雅治です・・・。

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カズミアエは、大アゴの「フォルム」においてヴァリエーションが大きくでる原名亜種にくらべ、
「内歯の長さ」やその「向き」に個体差が出るように思います。

それから今回の個体、大アゴの基部下側に張り出す突起が特徴的。
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というのは、単に尖るだけではなく、喩えるならアラガールホソアカの「スーパー大歯」って感じに小さな歯が発現しています。
こうした傾向は、サイズの問題なのか、個体差なのか、数を見ないとわからないですね。



今回の個体とは無関係だけれども、
先日パイネに伺い、宮下氏がいらっしゃるところで今期入荷の生きているカズミアエを見てきました。手に伝わるその力強いパワー、その力を宿したフォルムに、自然の驚異を感じずにはいられなかったな~。大きな彼は、内歯上がりな型でした。
パイネさんへはこちら

by Ginettino | 2013-08-18 03:39 | 日々戯言 | Comments(0)

一夏一良型

だいぶブログから遠のいてしまった。見ていただいてる方々申し訳ございません。

さて、この夏も決め所は動いていたつもりでしたが、いまいちですね。
しかし、最終(採集)防衛ライン「一夏一良型」はカタく死守。

フィールドよりも机上の、2013シーズンです。

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by Ginettino | 2013-08-15 00:36 | 採集 | Comments(0)

れんの博物学ライフの覚書スペース“オペルカ”. 主としてミヤマクワガタ Lucanus [Coleoptera, Lucanidae]に関することをあれこれつづってゆきます。「ミヤマは数見なきゃ語れない」


by れん
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