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xerxes

今期の大小個体、しっかりと乾燥したので控え箱にて観察する。
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xerxesは鞘羽が縦長で艶が無くマット、かつ前胸背板の後ろ角が鋭くえぐれるため、ハイウエストな印象を受ける。大型個体になると、頭部が前胸と同等の幅を備えるようになり、貫禄は十分。

顎の造形も、結構複雑。
中央の内歯のすぐあとに小さな歯が出て、顎先に向かってヘラ状に湾曲し、先端は上方を向く。

40mm後半のサイズでは、頭部の耳状突起も側面へ張り出し、ミヤマであることを主張しているかのよう。ibericusやらtetraodonを含まない、これらのPuseudolucanusの系統を予想することはなかなかに愉しい。バルバロッサ、ブシグニー、マクロフィルス、シリアクス、レバノンのシリアクス、イランのシリアクス、そして、このクセルクセス。

触覚の幅の広さがトレードマークな彼ら、まだ見ぬ仲間がいるかもしれない。
by Ginettino | 2013-09-14 04:06 | 日々戯言 | Comments(0)

sp.

d0126520_1045269.jpgIRAN prov. Gilan, Talesh Mts.
17kmN. from Gilvan, -360m
1998/ VI/ 12
leg. Szécsényi

52mm

イランラベルの不明種。

しかし、この個体の特徴は赤い体色にある。
採集年からみて、経年の退色ではないと思われるので、もとより赤いと想像。


d0126520_13372797.jpgぱっと見、形態的にはakbesianusの小型個体。

触覚片状部は6節。
laticornisっぽくもあるが、触覚片状部は幅がない。

Lucanus cervus var. poujadei
Planet, 1897
 か。


by Ginettino | 2008-07-03 02:03 | 標本考察 | Comments(0)

sp. (subvelutinus)

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IRAN
Gilan, Masuleh 1200-1400m
8-12/7/2000
R. Reitmaier leg.

40mm

名前は付属のラベルに従った。
イラン分布の個体群に付けられた名だ。

特徴としては以下。
 ①大顎が細い。
 ②触覚片状部(6節)が細い。
 ③全体のフォルムが寸胴(胸部が太い)
 ④光沢が強い。
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by Ginettino | 2008-02-21 00:20 | 標本考察 | Comments(0)

sp. ibericus

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Ala Dagh
Budschnord
IRAN
V. 82

41mm


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by Ginettino | 2008-02-21 00:14 | 標本考察 | Comments(0)

sp.

イランラベルの不明種。光沢のある丸っこいフォルムが印象に残る。

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IRAN prov. Mazendaran
Rudbarak env. 1970m
16. 7. 2003
J. Procházka lgt.
36°28′N 51°06′E

43mm

大顎の先端は分岐せず、内歯は中ほどに2、3。
頭部が小さく、腹部がぼってりと丸い印象。
触覚は中ほどが幅広くなる程度。
頭盾は中ほどで凹み、突出しない。
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おそらく同種の小型個体。36mm

艶味もフォルムもほとんど変わりがない。

Kyasar, sudSari
Mazanderan
Jul/2001
Lassalle leg.
IRAN 1500m

小さくとも、内歯は2本確認でき、消失していない。
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by Ginettino | 2008-02-21 00:08 | 標本考察 | Comments(0)

sp.

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IRAN prov. Khorasau
Golestan Forest
2005/VI/10-12
40km NE Minu-dasht
Leg. Pavel

42mm

イランラベルの不明種。
イベリクス系統だが、フォルムが直線的で寸胴な印象を受ける。
ほか、以下の点で差異が見出せる。

 ①頭盾が四角い。
 ②大顎の根元が太く外側に角張り、直線的。
 
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by Ginettino | 2008-02-21 00:02 | 標本考察 | Comments(0)

sp. xerxes -PARATYPE

Lucanus xerxes Král, 2005
クセルクセスミヤマクワガタ
 : SW. IRAN, p.Fars, Kakan, E.Yasag
 14. Jul. 2004 (PARATYPE)
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sp. macrophyllus によく似た種。

きわめて長い片状部の幅広の触覚などはその最もたる共通点だ。

しかし、体全体が丸いフォルムのsp. macrophyllus に比べて、
本種は、縦長で直線的なフォルムであることは一見して明らか。

大顎の先端は二股に分かれず、内歯は一対。
小歯は見られない。

また、強く抉れて端が尖る後胸腹板の形状も特徴。

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by Ginettino | 2008-02-20 23:13 | 標本考察 | Comments(0)

れんの博物学ライフの覚書スペース“オペルカ”. 主としてミヤマクワガタ Lucanus [Coleoptera, Lucanidae]に関することをあれこれつづってゆきます。「ミヤマは数見なきゃ語れない」


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